映画『奇跡のリンゴ』のモデルになった木村秋則さん、最近はテレビで見かけないけど今どうしているのか気になりますよね。
実は2026年の今も、北海道の自然栽培農学校で校長を務めながら、青森県弘前市のリンゴ園を家族と守り続けているんです。
この記事では、76歳になった木村秋則さんの現在の活動や体調、りんごの買い方、ネットで広まる予言の噂まで、公式情報をもとに整理しました。
・木村秋則さんの2026年現在の活動(自然栽培農学校の校長・講義)
・弘前のリンゴ園を次女の江利さんと家族で営んでいる今の様子
・76歳の年齢と体調、りんごの買い方、予言や宇宙人の噂の中身
木村秋則の現在は自然栽培の普及と弘前のリンゴ園
木村秋則さんの現在は、ひと言でいえば「自然栽培を広める人」と「リンゴ農家」の二本立てです。ここでは活動の中身、家族との農園、そして76歳の今の体調まで順番に見ていきます。
現在の活動は自然栽培を広めること
木村秋則さんがいま一番力を入れているのは、肥料も農薬も除草剤も使わない自然栽培を、全国の生産者に広めることです。
本人は北海道の農学校に寄せたメッセージの中で、「自然栽培普及」という第2の人生を歩んでいると書いています。
リンゴが実らなかった約10年のあいだ、あらゆる作物を肥料・農薬なしで試していたそうで、その経験から生まれたのが「自然栽培」という名前の栽培方法でした。
当初は実践する生産者が数えるほどだったのが、今では北海道から沖縄まで広がり、この栽培で生計を立てる人も出てきた、と本人は振り返っています。
そして同じメッセージの中で「無農薬ではリンゴが実らなかった『奇跡のリンゴ』の話は過去のもの」とまで言い切っているんです。
奇跡の人として持ち上げられるより、誰でもできる技術として広めたい。そんな気持ちが伝わってきて、なんだかじんわりしますよね。
各地に広がる木村式の自然栽培
木村さんに学んで自然栽培を実践する団体は、全国各地にあります。
| 地域 | 取り組み |
|---|---|
| 北海道 | 木村さんを校長に迎えた「木村秋則自然栽培農学校」(仁木町) |
| 青森県 | みちのく銀行の農業塾。講座で育てた酒米を使った吟醸酒が2020年に発売 |
| 岡山県 | NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会。木村さんが特別栽培顧問 |
| 石川県 | JAはくいが木村さんを講師に「のと里山農業塾」を開校 |
岡山県では2017年度に約100戸の農家が約4300俵のお米を自然栽培で作ったと発表されていて、規模の大きさに驚かされます。
つまり現在の木村秋則さんは、一人のリンゴ農家というより、全国の自然栽培の中心にいる指導者という立場です。
2026年も北海道の自然栽培農学校で校長を務める
木村さんの現在の活動がいちばんはっきり見えるのが、北海道余市郡仁木町にある「HOKKAIDO木村秋則自然栽培農学校」です。
公式サイトでは2026年(令和8年)の第15期生の募集が案内されていて、木村さんは校長として名前を連ねています。
農業未経験の人や、おいしい野菜を食べたい人も対象にした学校で、仁木町と余市町の畑で木村さんや江本先生ほかの講師が講習を行う形です。
チケット販売ページによると、2026年の一般向け受講料は49,500円となっています(価格は募集時点の情報です)。
木村さん本人の講義もある
2025年度の講義日程を見ると、5月17日・18日の入校式(札幌)と授業(仁木)に「木村先生講義・授業」と書かれていました。
地温の測定や畝立て、苗の植え付け、種まきといった実作業と一緒に、木村さん本人から直接話を聞ける機会になっているようです。
2026年も、秋のサツマイモ収穫や、子ども農学校として家族単位で参加できる企画が告知されていました。
70代半ばになった今も、北海道の農学校の校長として新しい生徒を迎え続けているのが木村秋則さんの現在の姿です。
弘前のリンゴ園は次女の江利と家族で営んでいる
では、あの「奇跡のリンゴ」の畑はどうなっているのかというと、今も青森県弘前市で続いています。
木村さんが社長を務める株式会社木村興農社のInstagramには「青森県弘前市にて、無肥料無農薬の自然栽培でりんご園を家族で営んでいます」と書かれていて、フォロワーは5.9万人を超えています。
畑の季節ごとの様子が投稿されていて、秋には紅玉やジュースを販売することもあるそうです。
次女の江利さんが2005年から畑に
家族の中で畑を担っているのが、木村秋則さんと妻・美千子さんの次女である木村江利さんです。
江利さんは2005年から実家の自然栽培りんご園で働いていて、書籍の著者紹介では2012年からは父・秋則さんと二人で農園を営んでいると紹介されています。
妻の美千子さんは農薬に弱い体質で、「妻が安心して畑に行けるように」というのが無農薬栽培を始めたきっかけでした。
その畑を、今は娘さんが一緒に守っている。……なんか、いいですよね。
奇跡のリンゴの畑は途絶えておらず、家族の手で自然栽培のまま受け継がれています。
76歳の体調と次の世代へのバトン
木村秋則さんは1949年11月8日生まれで、2026年9月時点で76歳です。
2025年11月8日には木村興農社のInstagramで「今日で76歳」と誕生日が報告されていて、「40代の頃からお爺ちゃんにみられるような人だったので違和感がない」と家族らしいユーモアも添えられていました。
元気に活動を続けている一方で、本人は北海道の農学校へのメッセージで「だんだん体の無理もきかなくなってきました」と正直に書いています。
「今までは走ってきましたが、いつまでもそうもいきません」とも続けていて、ここは読んでいて少し胸がきゅっとなりました。
「木村」ではない新しい技術を
同じメッセージで木村さんは、いつまでも「木村」ではなく、自分を踏み台にした新しい技術を開発してほしい、次の世代に自ら走ってもらいたい、と願いを語っています。
実際、弟子の佐伯康人さんが「シゼンタイ」の代表として全国で講演を行うなど、木村さんの教えを受けた人たちが各地で活動を広げています。
体力の衰えを自覚しながら、現場の第一線を後進へ渡していく時期に入っているといえそうです。
講演活動と公式サイトの情報
木村さんといえば全国での講演でも知られていますが、本人の公式サイト(AKINORI KIMURA official web site)で案内されている活動予定は、2021年2月7日にZoomで行われた「自然栽培の可能性と地域づくり」が最新でした。
このシンポジウムでは「最近の自然栽培について思うこと」という題で木村さんが講演し、JAはくいやNPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会の関係者も登壇しています。
その前は2020年1月19日に群馬県館林市で「奇跡のリンゴと健康」と題した講演が行われていました。
公式サイトの更新は止まっていますが、北海道の農学校での講義は続いているので、今は日々の発信の場がInstagramや関係団体のページに移っていると考えるのが自然かなと思います。
奇跡のリンゴに成功するまでの歩み
現在の活動の土台になっているのが、映画にもなった壮絶な下積みの日々です。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1949年 | 青森県中津軽郡岩木町(現・弘前市)で三上家の次男として誕生 |
| 1971年 | 会社員を辞めて帰郷し、農業に従事 |
| 1972年 | 中学の同窓生・美千子さんと結婚し、木村家の婿養子に |
| 1978年 | リンゴの無農薬栽培に挑戦を始める |
| 1984年 | 岩木山で山の土に気づき、土づくりの考え方が変わる |
| 1986年 | ようやくリンゴの花が咲き、実が2つなる |
| 1989年 | 無農薬・無施肥のリンゴ栽培に成功 |
| 1993年頃 | 自然栽培の普及活動を始める |
挑戦を始めてから収穫がゼロの状態が10年近く続き、キャバレーの客引きや出稼ぎで生活費を稼ぎ、周囲から「かまどけし(破産者)」と呼ばれて孤立したといいます。
1984年の夏には死を決意して岩木山をさまよい、そこでふかふかの山の土を見て「この土を再現すればリンゴが実るのでは」と気づいたというエピソードは、何度読んでもきついですね…。
映画やミュージカルにも
この人生は2013年に映画『奇跡のリンゴ』になり、木村さんを阿部サダヲさん、妻を菅野美穂さんが演じました。
2022年にはミュージカル『りんご』も上演され、取材会に出席した木村さんは「体中の涙が全部出るほどの感激でした」と話しています。
2016年には大阪の清風学園でダライ・ラマ法王14世と対面し、自然栽培について約30分語り合ったことも記録に残っています。
木村秋則の現在を調べる人向けの関連情報
ここからは、木村秋則さんの現在と一緒によく調べられている年齢や娘さん、りんごの買い方、予言や宇宙人の噂についてまとめます。
現在は何歳?誕生日は11月8日
木村秋則さんの生年月日は1949年11月8日なので、2026年9月時点で76歳です。
次の誕生日の2026年11月8日で77歳になります。
年齢だけ聞くと驚くかもしれませんが、この年齢で今も農学校の校長を務め、リンゴ園にも関わり続けているのはすごいことですよね。
娘の木村江利が出した写真と文章の本
木村さんの娘さんとして名前が出てくるのが、次女の木村江利さんです。
江利さんは2025年7月15日に、写真と文章で畑と家族の一年を綴った『ある、りんご園の一年』(時雨出版、3,080円)を出しています。
本は「父と母が共に頑張ったからこそ、今の畑とりんごの木があるという事実を残したい」という江利さんの願いから生まれたと紹介されていて、スマホで撮った畑の写真とメッセージが収められています。
家族の目線から見た木村家のリンゴ園を知りたい人には、いちばん近い距離の記録になりそうです。
木村秋則のりんごはどこで売ってる?通販で買える?
木村さんのリンゴは収穫量が限られていて、いつでも気軽に買えるものではありません。
家族で営む木村興農社のInstagramでは、秋に紅玉やジュースを「時々」販売すると案内されているので、欲しい人は投稿をこまめにチェックするのが近道です。
| 購入先の候補 | 内容 |
|---|---|
| 木村興農社のInstagram | 秋に紅玉・ジュースを時々販売 |
| 自然栽培の専門店ハミングバード | リンゴのページで2026年秋の注文受付を案内。メルマガやLINEで入荷情報 |
| 自然栽培の仲間たち(東京・自由が丘) | 木村さん監修の自然栽培食材の実店舗とネットショップ |
注意したいのは、「自然栽培の仲間たち」が弘前で運営している直営農場のリンゴです。
2015年に木村さんの直接指導のもとで始まった農場で、販売ページには「木村秋則のりんごとは異なります」とはっきり書かれています。
本人の畑のリンゴが欲しいなら、木村興農社の発信を確認するのが確実です。
予言の内容と2026年の噂
木村秋則さんの名前で検索すると、なぜか「予言」という言葉がよく一緒に出てきます。
これは木村さんが著書や講演で、UFOや龍に出会ったという不思議な体験を語ってきたことが背景にあります。
ネット上では「2031年から大変革」「2032年に地球のカレンダーが終わる」といった話が木村さんの予言として広まっていて、Yahoo!知恵袋には「2031年に地球が滅亡する予言が怖い」という質問まで投稿されていました。
ただ、2025年から2026年にかけて出回っている「2026年1月に日本で起きる異変」といった動画は、都市伝説を扱う第三者のチャンネルが木村さんの名前を使って作っているものです。
本人の公式サイトや、校長を務める農学校のページで新しい予言が発表されたわけではありません。
2026年の予言として出回っている話の多くは、本人の発信ではなく、過去の体験談をもとに第三者が広げたものと見ておくのが無難です。
宇宙人やUFOの体験談とは
木村さんは、畑でUFOをよく見かけたことがあり、宇宙人に連れ去られたこともあると語っています。
2010年に石川県羽咋市で初めて講演をしたときは、「農業について」と並んで本人のUFO体験を交えた「UFOについて」という題の話もしたそうです。
著書『すべては宇宙の采配』(2009年)のタイトルからも、こうした体験が木村さんの世界観に深く結びついていることがうかがえます。
リンゴ栽培の実績とUFOの話が同じ人から出てくるギャップに、びっくりした人も多いのではないでしょうか。
木村秋則の現在のまとめ
- 木村秋則は1949年11月8日生まれで、2026年9月時点で76歳
- 現在は自然栽培の普及を「第2の人生」として活動している
- 北海道仁木町の自然栽培農学校で校長を務め、2026年は第15期生を募集
- 農学校では木村本人の講義や畑での実習が行われている
- 弘前のリンゴ園は木村興農社として家族で営んでいる
- 次女の江利が2005年から畑に入り、父と二人で農園を担う
- 本人は体の無理がきかなくなってきたと校長メッセージで語っている
- 次の世代に新しい技術を開発してほしいと願いを込めている
- 公式サイトの活動予定は2021年のオンライン講演が最新
- 1978年に無農薬栽培へ挑み、1989年に無施肥・無農薬のリンゴ栽培に成功
- 2013年に映画『奇跡のリンゴ』、2022年にミュージカル『りんご』が上演
- 次女の江利は2025年7月に写真と文章の本『ある、りんご園の一年』を出版
- リンゴは木村興農社のInstagramで秋に時々販売される
- 自然栽培の仲間たちの直営農場のリンゴは木村本人のリンゴとは別物
- 2026年の予言とされる話の多くは第三者の動画が広めた噂


